Daily Archives: 18-04-03

B型肝炎の給付金について


B型肝炎は、B型肝炎ウイルスに感染して起こる病気であり、国内でも110万人から140万人に存在するといわれるウイルスです。国内でもこれだけ多くの人がこのウイルスに感染している理由は、昭和23年から63年の間に受けた集団予防接種やツベルクリン反応検査の際に、注射器などが連続使用され、そして持続感染が広がっていたことで日本の予防接種における社会問題の一つです。

集団予防接種厚生労働省では、このようなB型肝炎の感染者ならびにその感染者から母子感染ならびに父子観戦した人、およびその相続人に対してB型肝炎の病態に応じて50万円~3600万円の給付金を支払うことになっています。給付対象となる認定については、国を相手とする国家賠償請求訴訟を提起して国との間で和解を行わなければなりません。

給付金を受け取るためには、まず必要な書類である医療記録などを集めることから始まり、裁判所に国家賠償請求訴訟を提起する必要があります。そうすると、裁判所の仲介が入って和解が成立し、要件を満たせば国との間で和解調書を取り交わし、和解の成立となります。そうすると、社会保険診療報酬支払基金に給付金が支給されます。

これらの国家賠償請求訴訟は専門的な知識が必要ですので、弁護士事務所にお願いするのが一般的です。自分や身内が集団予防接種などでB型肝炎ウイルスに感染した人は、B型肝炎専門家がいるなど、過去の問題解決実績が豊富な弁護士事務所に相談してみるとよいでしょう。